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ペットフード 冷凍倉庫 zippy's

TEL. 078-987-1015

〒651-1301 神戸市北区藤原台北町7-9 

冷凍倉庫COLD STORAGE WAREHOUSE

ペットフードの冷凍冷蔵倉庫について

冷凍冷蔵倉庫のタイプとしては、建物すべてが保管場所になっている保管型と通販等細かい日々の出荷を目的とした流通型倉庫があります。ジッピィズは後者型です。特徴としてあげられるのが流通型は日々の細かい出荷を目的とするので、ピース管理で低温作業用の前室やピッキングスペースを設け冷凍庫からピッキングしたものを箱詰めや納品書を入れ梱包し個別にクール便等で宅配業者に渡すまでのロケーションがあり、管理を行なっている環境です。 小さいく細かい通販型向きです。
  • ジッピィズの温度管理する部屋は5部屋 部屋サイズは5坪〜45坪
現在の冷凍倉庫、冷蔵倉庫、定温倉庫の温度管理は、‐25℃、5℃、12℃、15℃、20℃とそれぞれ扱い商品の温度に合わせた最適の設定で管理を行い、加工作業においてはルーム内やクリーンルームの温度を設定して出荷しております。
  • 重要なポイントは温度変化
冷凍や冷蔵の温度管理が出来ていても商品は常に移動され変化していきます。ここで注意しなければならないのは、外観では見えない経路の管理と温度変化による再冷凍現象や霜つきが原因で変色や味の劣化にもつながり品質低下します。

経路について
倉庫に入庫するまでに、海外はリーファーコンテナ、国内は飛行機か路線になります。おかしい?と思ったら荷主様に連絡して立ち合い検品をするか許可をもらい入庫時に1袋開けて状況を判断します。また荷物には保険がかかっている場合が多いので、明確な原因を突き止めれば保険対応になります。リーーファーコンテナの場合は、経路での電源記録や国内に入った時の対処をあらかじめフォアーダーさんに確認しておく事も重要です。国内の場合、発送店、着地点がどのような仕組みなのか、車の場合は冷凍車に積み込んでから電源を入れている場合が原因であったり、お中元シーズンで急激に荷物が増えてデポの冷凍場所がなくなり仕方なく応急で保冷剤を巻いて保管したり、配達においては誤配で遠方のデポへ行き戻って来たので遅着で到着した荷物は要注意です。

温度変化について
入庫時に検品をしていると、一度温度があがり溶けさらに冷凍し0度以下になり霜の水滴が固まり一度解けたしまった商品のまわりに氷が付着している場合があります。ペットフードの最高峰と言われる生肉をミートボールくらいにカットされた商品は、袋の外からさわってもひとつひとつは繋がらずに(多少のくっつきはある)袋の中を移動しますが、再冷凍されたものは、まるでレンガのように固く繋がっています。ここまでくるともう再生は不可能で廃棄商品です。

この検品作業は、ひとつひとつを常温の場所で検品していると他の商品の温度が上がり影響がでます。−25℃の部屋の中で一気に行うか、前室の温度を下げて検品するかのどちらかしかありません。常温とは違い冷凍商品はそれぞれの商品特性に合わせた作業が必要になってきます。またペットフードは人間の食品と同じ物流倉庫での保管を嫌う習慣やイメージあります。常温商品を含め、商品は衛生的に問題がないものや強い臭いでない限り保管は問題ありません。各小部屋制の冷凍庫を仕切り有効に目的に合わせて使用します。今の時代はペット用でもオーナー様(人間)と一緒に食べれるフードが増えて来ました。商品をしっかり見極めて衛生管理と品質管理を行きたいと思います。(写真のペット生肉商品は2014年6月現在では取扱っておりません)
  • 発送用の箱やパッケージについて
冷凍商品輸送は、扱い商品によって変わるが、基本は段ボールに入れる事良いとされている。理由としては、内部と外部から呼吸をしている為、移動はあるが温度管理が出来ている外部からの冷気はしっかりと浸透する。アイスクリームがベストだと思い、発砲スチロールのクーラーBOXもテストしたが、ドライアイスがなくなったとたん外部が冷えていても内部への冷気は遮断され逆効果。マイナス80℃保管で板状のドライアイスで1kg当たり300円位です。発砲スチロールに3kgの商品と1kgのドライアイスを入れて発送するとどれくらい持つか常温で検証すると、10時間後には無くなっていました。宅配で翌日午後配送は時間的に厳しい事と扱いを注意しないと爆発するぞ!と驚かされた事もあり、しっかりしたダブルの段ボールにエコロール(水を吸収し湿気をとる)で隙間を埋める形での発送にしました。

       
  ↑エコロール      ↑フリーザーパック      ↑ 保冷剤50g     ↑クーラーバック
            その他、商品によってはそれぞれお客様要望や効果があるものを使用。
  • 輸配送の会社について
弊社の冷凍冷蔵輸送のメインはヤマトなり!
2013年10月25日:ヤマト運輸のクール宅配便で厳密な温度管理を行わず保冷用コンテナの扉が長時間開けたまま!?。という記事で問題になりました。http://www.yamato-hd.co.jp/news/h25/h25_55_01news.html
国内最大のシェアを誇るクロネコさんは、この件に関しては、今後収益を冷凍インフラの構築へ投資しするとの事で期待しております。。失敗を振り返り学びの精神で改善し乗り切って欲しいと願うばかりです。その他、佐川急便、日本郵便も取引があります。

バナースペース

有限会社ジッピイズ

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FAX 078-987-1025